October 1, 2008
今にも何かが起こりそうでドキドキさせる、思わせぶりなBGMと共に、フジテレビ「月9」ドラマにアノ男が登場したのは去年の秋のこと。
容姿端麗で頭脳明晰、おまけにスポーツ万能。嫌味なまでにカッコいいが、女には無関心。興味があるのは学問だけ。相当な変わり者で、付いたあだ名が「変人ガリレオ」...。
そう、アノ男とは福山雅治。もとい、彼が演じる帝都大学理工学部物理学科准教授の湯川学、ガリレオ先生だ。
「人の頭から突然発火した!」だの「ポルターガイストが起こった!」だのと騒いでは新人女性刑事・内海(柴崎コウ)が研究室にかけ込み、湯川を捜査に巻き込んでしまう。しかし、どんな難事件でも湯川は必ず科学的に解明してしまうのがドラマの醍醐味だった。
ところが、本編ではそうはいかない。容疑者・花岡靖子(松雪泰子)の陰に浮かび上がってきた人物は、湯川と同期で彼が生涯で唯一天才と認めた数理学者、石神哲哉(堤真一)。かつての親友だった...。
石神は事件にどのように関わっているのか? また、何のために?
湯川は科学の力だけでは解明できない事件にぶつかり、ドラマでは見せなかった苦悩の表情を浮かべる。
湯川は真実にたどり着くことができるのか?
すべての謎を解くキーワードは「献身」。その裏に隠された真実を知ったとき、湯川と同様、観客もグッと涙をこらえるハズ。
クライマックスを迎える頃には感動もピークに。ここで涙を流さないのは至難のワザ。どうぞみなさま、泣く準備をして、劇場へ。
Text/Yukiko Nishimura
出演/福山雅治、柴崎コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一/他 監督/西谷弘 原作/東野圭吾「容疑者Xの献身」(文芸春秋刊) 公開日/10月4日より、全国東宝系ロードショー
c 2008 フジテレビジョン アミューズ S・D・P FNS27社
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