JAMOOLネットワーク周辺の、さまざまな人物・クリエーター(デザイナー、ディレクター、オーナー、職人、ミュージシャン、フォトグラファーなど)へのインタビュー。普段考えていること、ポリシー、メッセージなど、本質、本音の部分を引き出す。
hair & make Chikashitsu/ディレクター (西岡大輔)
January 1, 2009
hair & make Chikashitsuディレクター 西岡大輔
hair & make Chikashitsu
ディレクター
西岡大輔 /Daisuke NISHIOKA
前月号インタビューで株式会社Pressing 代表の西中さんが、その人柄、技量に惚れこみ、美容室を出さないかと2年間かけて説得したのが、今回登場の西岡さん。
弱冠27歳にして美容室のディレクターに就任。サロンワークと並行してDJとしても活躍する一面も、「DJ活動を通してお客さんが増えたらいいし、いろんなイベントに出て、いろんな人と知り合いたいから」と、すべては本業の美容師に還元することが目標と、西岡さんは語る。
NEXT PAGE
- ――まず、美容師に興味をもったきっかけは何ですか?
- 西岡:中学生の時です。その頃、スケボーが流行ったり、バスケをしていて、ちょっと悪いノリで金髪にしたくて。美容室に行っても、どこもやってくれなかったんですが、一軒だけやってくれて、そこのオーナーさんに憧れたんです。
- ――その後はずっと美容師一筋ですか?
- 西岡:そうですね。高校生の時にその美容室でアルバイトを始めて、卒業後に京都の美容専門学校に行って、就職で大阪に出てきました。前職は「Hair's Gallery」に7年くらい勤めていました。
- ――hair & make Chikashitsuのコンセプトを教えてください。
- 西岡:『日々の生活の中に+αを』です。ファッションや髪型って、ライフスタイル次第で制約があるじゃないですか。そんな中でも、ヘアデザインを通して、生活にプラスアルファ的なことが取り入れられたらと。
- ――お客さんは、堀江に勤めている人や、遊びに来ている人が多いですか?
- 西岡:そうなりますね。この辺のアパレル関係の人とか、DJやってる人とかが多いですね。お客さんの年齢層は20~30代の方が多くて、女性が6割、男性4割くらいです。
- ――お客さんの個性によって、提案するヘアスタイルも変わってきますか?
- 西岡:そうですね、ファッションや雰囲気、普段どこに行っているかとか、パーソナルな部分はたっぷり聞きますね。
NEXT PAGE
- ――スタイリストとして大切にしていることはありますか?
- 西岡:お客さんの個性を大切にしつつ、プロとしてのデザイン性があって、毎日のセットの再現性があるスタイルに仕上げられるか。お客さんが気付いていない部分をどう提案してあげるかを考えています。
- ――確かにヘアスタイルの再現性は大事ですよね。
- 西岡:美容師がやってうまくいくのは当たり前なんでね。来店が3~4回目以降のお客さんには、家でやるようにお客さん自身で髪を乾かしてもらうこともありますよ。それでこうした方がいいね、ってアドバイスしたり。そう乾かすのならこう切ろうって、考えたりしています。
- ――言うのは簡単ですけど、技術がいるし、難しいですよね?
- 西岡:そうですね。でも毎日のことですし、お客さんにすごく喜んでもらえますからね。
- ――今後の展開や目標を教えてください。
- 西岡:まずはお店をどんどん大きくしていきたいです。それから、お店にクリエイティブチームを作りたいですね。ファッションショーのヘアメイクや、ヘアショーに携わったり、雑誌や広告に載せる作品を作ったり。商品開発も興味があります。
個人ではファッションサイトのファッションショーのヘアメイクをやっているんですけど、個人の力じゃ小さいので、お店としてやれたらいいなと思って。
- ――西岡さんが好きなファッションはどんな感じですか?
- 西岡:基本ナチュラルな感じなんですが、ちょっとパンチが効いたものが好きですね。アバンギャルドなものが好きな時期もありましたけど。
NEXT PAGE
- ――ファッションの参考にする人は、アパレル関連の友人が多いんでしょうか?
- 西岡:それもありますね。仕事柄、本や雑誌もたくさん読むので、参考にしたり。専門学校の時にロンドンとパリに留学していたので、海外のものを参考にすることも多いです。
- ――好きなショップはどこですか?
- 西岡:「DOG」もそうですし、この辺りだと南堀江のセレクトショップ「visit for」とか。「BLESS」や「PURAHNA」なんかを置いています。アースカラーが多くて、素材で遊んでいたり、カッティングが効いているものが多いですね。
- ――DJ活動もされているんですよね?
- 西岡:THE TEEDEESという2人組ユニットで、エレクトロとか、最近はテクノっぽいのもやっています。パーティーで知り合ったアーティストの人がお店に来てくれたり、ここからつながることも多いんで。
- ――定期的にやっているイベントはありますか?
- 西岡:アメリカ村のTRIANGLEで偶数月の第3日曜にやっている"NIGHT WALKER "と、来年からは、偶数月第3日曜の"UNDEFEATED"です。
- ――DJとしての目標はありますか?
- 西岡:DJ活動を通してお客さんが増えたらいいなと思いますね。あとは、いろんなイベントに出て、いろんな人と知り合いたいですね。
NEXT PAGE
- ――西岡さんって今おいくつですか?
- 西岡:27歳です。だから、たまに年上の人にたたかれますけどね。27でお店を持ったらこの業界としては早いので。(その年で)できるのか、とか言われますね。
- ――でも若いからできることもありますよね?
- 西岡:そうですよね、絶対あるといます。35とか40歳の人ができないこともあると思いますし、逆にそれくらいの年齢にならないとできないこともあると思うんですよ。それをちょっとでも早くできるようになりたいですね。
- ――ディレクターになって、意識は変わりましたか?
- 西岡:お金とかを管理するようになって、やっぱり変わりましたね。今まではファッションや髪型の勉強だけで良かったんですけど、経営の本を見たりするようになりました。
- ――Pressing代表の西中さんと知り合ったきっかけは何ですか?
- 西岡:DJをしていて、イベントを通して知り合いました。西中や「DOG」のスタッフの人が、前職の「Hair's Gallery」に来てくれるようになって、僕もお店に服を買いに行って。それから、「DOG」がやるスタイル写真のヘアメイクを一緒にするようになりました。
- ――西中さんとのお付き合いは長いんですか?
- 西岡:知り合って4年くらいです。お店をやってくれへんかという話をもらってから2年くらいになります。これまで、僕はまだまだなんでって断っていたんですよ。
NEXT PAGE
- ――西中さんから経営者的なアドバイスをもらったりするんですか?
- 西岡:技術面の教育とかは任すと言われています。経営的な部分では先輩なので、こうした方が良いんじゃないかと言ってくれますが、こうしろとは言いませんね。それで必ず僕の意見も聞いてくれます。
- ――今後、ヘアメイクとファッションをどう絡めていくんでしょうか?
- 西岡:「DOG」で扱っているブランドのファッションショーのヘアメイクが、メインになると思います。東京とかでもどんどんやっていけたらいいですね
NEXT PAGE
- ――最終的には美容師として、アーティストを目指すんでしょうか?
- 西岡:いや、美容師ですね。全然アーティストは考えてないです。
- ――サロンワークと、ショーや広告などのヘアメイクでは、どちらに興味ありますか?
- 西岡:どちらかといえば、お客さん相手の方が好きなんですよ。ベースは毎日のサロンワークで、普通に生活をしている人のヘアメイクをして、プラスでやりたいですね。ヘアメイクの事務所に入ると、広告だけとか仕事が限定されるんですよ。面白みは、サロンワークの方に感じています。
- ――目標にしている美容師の方はいますか?
- 西岡:「mod's hair salon」の加茂さんや、「Side Burn」のTAICHIさんです。加茂さんはパリコレとかのヘアメイクや、サロンワークもしていて、職人的なところがカッコいいなと。TAICHIさんは主にサロンワークなんですけど、つくるものが好きで。今はまだ全然及ばないですけどね。
- ――美容師としての最終目標は何ですか?
- 西岡:一生付き合ってもらえるような美容師になりたいですね。もっと広く技術も知識も持った人になりたいです。
TOP PAGE
hair & make Chikashitsu/ディレクター (西岡大輔)
<< BACK
|
FEATURE TOP |
西岡大輔 Daisuke NISHIOKA/
hair & make Chikashitsu ディレクター
1981年滋賀県出身。
美容専門学校を卒業後、「Hair's Gallery」での勤務を経て、2008年10月オープンした「hair & make Chikashitsu」ディレクターに就任。
DJユニットTHE TEEDEESとしても活動しており、レギュラーパーティーとして、大阪アメリカ村TRIANGLEでの"NIGHT WALKER "(偶数月の第3日曜)、"UNDEFEATED"(偶数月第3日曜)をメインに活躍中。
| ショップ名 |
: |
hair&make Chikashitsu [ヘアーアンドメイク チカシツ] |
| 住所 |
: |
〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江2-5-27 SA堀江ビル B1F |
| 最寄駅 |
: |
大阪市営地下鉄千日前線 桜川駅 |
| TEL |
: |
06-6718-4379 |
| 営業時間 |
: |
12:00-21:00 |
| 定休日 |
: |
月曜日 |
| 駐車場 |
: |
なし |
<< BACK
|
FEATURE TOP |

JAMOOLネットワーク周辺の、
さまざまなクリエーター(デザイナー、ディレクター、オーナー、バイヤーなど)へのインタビュー。
普段考えていること、ポリシー、メッセージなど、本質、本音の部分を引き出す。

